2015年12月03日

時の流れに

テレサテンの歌で“時の流れに”と言うのが大ヒットしたが、人は誰でも年齢が進むにつれて時の流れを感ずるようになって来るようだ。

若いころは希望や夢が大きすぎて夢中で前だけを見て急いで生きていた。小学生以前までは船や飛行機や電車それに自動車等身近な動く乗り物に夢中になり、学校に上がり文字が読めるようになると歴史や偉人伝それに外国の話などを読んだり見たりして自分の希望を膨らましてきた。そして大人になるとこれらの夢を売買できるお金の価値を知るようになり、世の中の大きな変化の波に飲まれて行くようになった。

高齢になり己の人生が走馬灯のように思い出されるようになると、その出来事が当時の感情と共によみがえってくるようになる。此処まで来れば時の流れも一息ついてゆったりとした流れにかわり後ろを振り向く余裕ができる。そうなるとそこには夢も希望も平凡になり多くを求めることもなくなる。まわりを見ても大半が同じような人生を過ごしているのに気づく頃となり、時の流れも大河のようにゆったりしたものになっている。
posted by Tommy at 04:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 追憶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする