2016年05月01日

最後の一葉

ポカポカ日和に室内に置いて育ててきたパキラを日当たりの良い農園に運び出した次の日に我がベランダ農園で今年最初の被害が起きた。

関東甲信越地方は晴天なれど強風が荒れ狂った。お蔭でこの冬の間室内で元気に育ち茂っていたパキラの葉が、強風でちぎれてしまった。可哀想に後に残されたのは太い幹と上部で葉につながる10本前後の茎、それと最後の一葉だけが残された。一緒にベランダ農園に置いてあるオリーブ、ミカン、レモン等の果物類、月下美人等のサボテン類、それに今年から始めた切り花類は殆ど問題なかったが、室内でぬくぬく育ったパキラは人間同様ひ弱に育ったようだ。我が青春時代に読んで感銘を受けた「最後の一葉」(The Last Leaf)は、オー・ヘンリーの短編小説だが、我がギターの未来への希望をつないでくれたようだ。
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ワシントン・スクエアの西側にある、芸術家が集まる古びたアパートに暮らす画家のジョンジーと同じく画家のスー。貧しいながら暖かい生活を送っていた中、ある日ジョンジーは重い肺炎を患ってしまう。スーは、医者から「ジョンジーは生きる気力を失っている。このままでは彼女が助かる可能性は十のうち一」と告げられる。心身ともに疲れ切り、人生に半ば投げやりになっていたジョンジーは、窓の外に見える煉瓦の壁を這う、枯れかけた蔦の葉を数え、「あの葉がすべて落ちたら、自分も死ぬ」とスーに言い出すようになる。

彼女たちの階下に住む老画家のベアマンは、口ではいつか傑作を描いてみせると豪語しつつも久しく絵筆を握らず、酒を飲んでは他人を嘲笑う日々を過ごしていた。ジョンジーが「葉が落ちたら死ぬ」と思い込んでいることを伝え聞いたベアマンは「馬鹿げてる」と罵った。その夜、一晩中激しい風雨が吹き荒れ、朝には蔦の葉は最後の一枚になっていた。

その次の夜にも激しい風雨が吹きつけるが、しかし翌朝になっても最後の一枚となった葉が壁にとどまっているのを見て、ジョンジーは自分の思いを改め、生きる気力を取り戻す。最後に残った葉はベアマンが嵐の中、煉瓦の壁に絵筆で精緻に描いたものだった。ジョンジーは奇跡的に全快を果たすが、冷たい風雨に打たれつつ夜を徹して壁に葉を描いたベアマンは、その二日後に肺炎で亡くなる。真相を悟ったスーは物語の締めくくりで、あの最後の一葉こそ、ベアマンがいつか描いてみせると言い続けていた傑作であったのだと評する。あらすじはウキペディアより。
posted by Tommy at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ギター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする