2016年06月25日

微笑と快諾

年をとってからはとりわけそうだが、言葉のよい意味で楽天的であるようにつとめなさい。環境があなたに持ち出す要望や要求は、それこそ朝から晩まで一日じゅう山のようにあるわけだが、それにたいしてあなたは、にこやかな微笑と快諾をもって答えることもできれば、また多少ふきげんないやいやで答えることもできるのだ。

つきつめた話、どの態度でのぞんでも、結局あなたにとってはたいがい同じ結果になるのであり、どちらを取るかは単に習慣の問題にすぎない。しかし、微笑と快諾をもってするという習慣のほうが、あなたの家族やそのほかあなたと交際するすべての人々にとっては、もっと大きな、しかし当然めったにないような善行などよりも、はるかにありがたいのだ。

日常の小さなことが人生の性格をきめるのであって、大きな行為がきめるのではない。大多数のひとにとって、大きな行為など、そうでなくてもめったにないのである。「ふきげん」は、もしまだあなたにこびりついているなら、徹底的にぬぐい去るべきものだ。<ヒルティの言葉、希望と幸福より>
posted by Tommy at 04:00| Comment(2) | TrackBack(0) | ヒルティの言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする