2017年02月05日

今頃万葉集?

八年前の日記にNHKで万葉集の特集を行っていて実に衝撃的な出来事だったと書いている。全部で4千何百の首があるという、それも貧民から天皇まで1300年も前の人々の心の動きを伝えてくれる素晴らしいものであると知らされる。原文は全て漢字で書かれているとの事だが、それを仮名文字に書き換えさらに現代語への翻訳をしてくれた。

人それぞれに感じ方が異なるがそれでもそれら一つ一つが一級の短歌となって人々の心の中に響きわたる。詠み人の当時の状況や性格が一つの裏付けとなって語られて大変興味深く見させていただいた。このような宝物が日本にあるということをはじめて認識したような気分で、当時の詠み人の気持ちが生き生きと伝わってくる番組であると書いている。

戦時中に出兵した人の多くが万葉集を唯一の本として持ち込んだといわれている。それだけに、何度も何度も読まれたことだろう。当時の深い意味をじっくりと味わい自身の身の上に重ねていたという万葉集である。番組そのものが当時の自分の心境に良く浸み込んできたようである。人生の後半に差し掛かってから初めて理解できるような深い意味を持つ内容であったようだ。これまでどちらかといえば古臭いという感じが強く本を紐解くこともなく過ごして来たようだがここらで改めて読んでみたくもなっている。
posted by Tommy at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 追憶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする