2017年07月26日

思い出

思い出はどんなに苦いものであっても時間と共に常に良い思い出と変わってくる。それがあるから人々は歳をとると共に過去を振り返りたくなってくるのだろう。しばらく会わずにいた仲間の顔が浮かんでくると元気かと電話を入れたくなる。

毎年一緒に山歩きをする山仲間から、今年は誘いがないので連絡してみるとこの暑さで出掛けるのを秋口まで少々躊躇しているという。いつも元気な山仲間でも殆どが高齢者の部類に入っているので、皆の健康を気遣いながらの行動になっているらしい。

入社時から定年退職までの同好仲間として五十年近い間に何十回となく一緒に行動しただけに多くの写真と共に思い出が蘇ってくる。巨大な落石で危うく命を落としそうになったり、野生の熊に遭遇したり、高山病に苦しめられたり、道を間違え仲間の半数がダウンしたり、大きな荷物で歩けなくなったりと今では最も楽しい思い出に変化している。

不思議なことに山歩きは確かに苦しいことも多いが、頂上を極めたり、御来光に出会ったり、逆に満天の星空の下で過ごしたり、仲間と長時間語り合ったりと全てが良き思い出として残っている。勿論これからも山歩きだけでなく新しく始めた趣味仲間と思い出作りを続け愉しめる人生にしたい。
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2017年07月25日

高齢者の感覚

高齢者は自分の一生がなぜこうも短く感じるのかという問いに答えて、それは人間の持っている追憶という性質によると述べられている面白い記事を見つけた。

高齢者は日常のほとんど代わり映えしない当たり前の事柄は追憶の対象から消え、不快だったことは反復しないから忘れてしまうということらしい。だから、残ったものは殆どなくなる感覚だそうだ。

高齢者はこのように忘れる事柄が加速度的に多くなるので、たいていは、退屈することがなくなる。一方では煩悩とそれに伴う苦しみも少なくなるので、健康さえ維持できれば、人生の重荷がかるくなっているという真にありがたい説である。

高齢者がこの説に従い老後を仕合せに過ごす方法としては、徹底して日々の健康維持に努めることが最良の生き方になりそうだ。
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2017年07月24日

心通うひと

最近のことかも知れないが時間的な余裕が持てることもあり、出来るだけこれまで話したことのない人と極力話すことにしている。そこで得られることは意外性を持ったものでもあるが、この心通う思いを感じた時ほど楽しいことはない。人生が人との交流でこれほど満たされた気分になるとは大変嬉しく楽しいものである。

現役時代はビジネス上での軋轢を多く抱えこんできたことを考えると、今回の心通う反応は大きな驚きであり発見である。人生にはこんな楽しみもあったことを知り、今後ますますこのような出会いを、大切にしたいと願わずにはいられない。今頃になって何だといわれそうだが、それを知ることに早い遅いはあってもそのことを楽しめるかどうかが大切である。

人は誰もがその人生で多くの人々と言葉を交わして来たが、その中で今回のテーマである心通うところまでつなげられた人が何人いただろうか。その数が多い人ほど幸せな人ではないだろうか。自分に照らしてみてもはっきりするのは数えるほどの人しかいないということではないだろうか。それほど難しくもあり有難くもある心通うひとである。

心通うひととの出会いは楽しくうれしいものである。心通うとは話すことに真実が宿る人のことである。このように話すと直ぐに恋人や夫婦同士を思い浮かべるかもしれないが、それだけとは限らない。初めて会った人だろうが、めったに会わない人だろうが、そんな中にも心通うひとはいるものである。そんな時心躍るような楽しさを味わうことが出来るのが嬉しい。
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2017年07月23日

結果と診療

先月末に受けた人間ドックの結果が届いた。いつもと違い少々分厚くCDが入っているので急いで開けてみる。届いた書類のなかに紹介状も一通はいていた。結果は現在治療中のものがほとんど再検査に入っているが、念のためにと行きつけの病院で2件だけはMRIで精密検査の予約を入れてもらう。予約が多く一か月ほど先になるということらしい。いずれも緊急性があるわけではなく高齢者に特有な病気なのでそれまで待てるでしょうとのこと。

それにしても暑い、駅から病院までの道路は照り返しが強く道路を歩いているうちに汗びっしょりである。病院についても何時もの通り待ち時間が長すぎるのが気になるが、皆さん4時間近く待っていますといわれ黙ってしまった。誠実と同情こそ、良い品性を形作る主な要素である。どちらかでも欠ける場合、二つともなければなおさらだが、人間は簡単に危険な猛獣に変質する。
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2017年07月22日

脱皮したセミ

七月も半ばを過ぎて公園内のセミの鳴き声が聞けるようになった。特に今日の関東地方は快晴で気温も35度を超えるので熱中症にお気をつけて下さいと、ラジオの天気予報がながれている。特に今朝は難聴気味の耳にも彼方此方からセミの声が聞こえてくる。

例年この時期早朝ウォーキング時に脱皮直後の真っ白なセミにでくわすことがあったが、今年はどうだろうかと思って森の方を見まわしてみた。早速道路わきの木に白い蛾に似たセミがとまっているのを見つけた。そのすぐ下には抜け殻がまだ木にしがみついたままになっていた。本格的なセミの鳴き声の準備が整いつつある公園の状況だ。

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