2017年01月12日

夜と霧

最近この地球上で繰り返される悲劇が大きなニュースになることが多く、その度に思い出す本がある。もう何十年も前の高校生のころ、当時の教師に一度は読んでおくべき本として紹介されたのが上記タイトルの本であった。しかし、社会に出て家族を持ちこの本の存在を何かの書物で目にして思い出すまで読むこともなく過ごしてきた。偶然立ち寄った本屋でこの本を見つけて読んだのは既に50歳代だったろうか、こんな悲惨な生活を書き残した著者のヴィクトール・E・フランクルの下記記述は人間の真実を伝えているように思える。

<<私達は恐らくこれまでのどの時代の人間も知らなかった「人間」を知った。では、この人間とは何者か。人間とは、人間とはなにかをつねに決定する存在だ。人間とは、ガス室を発明した存在だ。しかし同時に、ガス室に入っても毅然として祈りの言葉を口にする存在でもあるのだ。>>
posted by Tommy at 04:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 記憶の底 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「夜と霧」を読み、私も衝撃と感動を受けました。ナチスの収容所ですごい体験をしたのに、抑えた表現で中学生でも読めるようにやさしく書かれていました。やさしく読みやすく書かれているところに、多くの人に読んでもらいたいという著者の気持ちを感じました。それから、少し斜に構えた考えですが、著者は本当に何もずるいことはせずに生き残れたのでしょうか。名著であることに間違いはありませんが。
ところでTommyさんは老眼で読書好きとのこと。kindle は利用されていますか。
Posted by izumi at 2017年01月12日 13:40
izumiさんこんばんわ、寒波のせいでしょうか
寒い日が続きますね。

本は好きで色々読みましたが、狭い部屋に住んで
いることもあり昨年5〜6千冊ほどブックオフに
引き取っていただきました。今はそれほど残って
いませんが、何かしら影響を受けた本だけです。
「夜と霧」はその内の一冊でした。

最近は老眼で疲れやすいため読書の時間を折り紙
や下手なギター練習に当てています。

そんな訳で今はkindleは私は利用していません。
コメントありがとうございます。
Posted by Tommy at 2017年01月12日 21:32
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