2017年06月25日

謎のような人生

下記のヒルティの言葉を読み直すと、若い頃人並みに色々とその生き方について悩んだのが懐かしくなってくる。当時は同じ言葉を読んでも殆ど理解できないほど難しいと感じた内容だが、それ以来半世紀近く過ぎてこの年齢になると何となく理解しているような錯覚に陥るのは、それだけ感受性が衰えたのだろうか。それとも日々変わりゆく社会変化に流されて悩むことも忘れて慣れっこになってしまったのだろうか。

<<およそこの謎のような人生を渡って行くためには、大別して四つの道しかない。宿命論、ストア主義、利己主義、および信仰である。われわれはすべて考えて、あるいは、知らずにそのうちのいずれかの道を歩いている。しかし、その結果はさまざまだ。第一の道はひとを無感覚にする。第二の道はひとを冷酷にする。第三の道はひとを悪くする。ひとり第四の道だけが、この地上で可能なかぎり、ひとを良くし幸福にする。ヒルティの言葉より。>>
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2017年06月14日

変化の訪れ

<<あなたがちょうどあなたの生涯の荒涼たる時期に臨んでいるような場合には、将来の計画に手を出したり、とりかえしのつかない過去を回顧したりしてはいけない。それよりも、十分あなたが忙しくなるような、無益に待つという苦痛感をあなたから取り除いてくれるような、何か実際的な仕事を企てるがよい。そうすれば、ある日、恐らくはあなたがその仕事をまだ片付けないうちに、あなたの望んでいた変化が訪れてくるのだ。ヒルティの言葉>>

人間若い頃は色々と夢も希望も多く貪欲であれもこれもと考えているのだが、実力が伴わないので成長もせず成果も出ない現実に頭の中がパニック状態になり、強い自己嫌悪に陥ることが往々にしてある。そんな時、自分自身を見直し取り戻すきっかけになる言葉で何回かお世話になった。
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2017年06月02日

偉大な思想

<<つねに偉大な思想に生き、つまらないことは軽視するようにつとめよ。これは、一般的に言って、人生の多くの苦難と悲愁を最もたやすく乗り越えさせる道である。ヒルティの言葉より>>

続けて書かれていることは“一見いかにも曇りのない太陽の日差しを一杯に受けたような生活を送りながら、本当に幸福だったためしはない人がいる。彼らはたいがい懐疑的な思想の持ち主として、あるいは完全に惰性主義者としてこの世を去って行くのであり、なんら永続的な思い出を後世に残すことはないのである。”

“これに反して、たびたび苦しい苦難の試練をうけながら、さっぱり変わりばえしない人もいるが、それも悪いしるしである。そういう人の場合には、苦難が止むことがよくあるが、しかしそれは少しも彼らのためにならないのである。内面的な心境を求めながら、しかも多くの苦難を受けなくて済むような人は存在しないのである。”
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2017年05月29日

言葉の理解

<<しょっちゅう自分自身のことにかかずらい、自分の事だけを考えるようなことがなくなって始めて、人間は精神の自由を得、自分の精神的能力のうちにあるいろんな力を十分につかえるようになる。ヒルティの言葉より>>

入手した当初この言葉を読んでもその意味するのが全く解らなかった。振り返って考えると若い頃は自己中心的な考えが強く、自分の将来像だけを懸命に考えて夢見たいた頃だったような気がする。しかし、それでいて何か成果が生まれていたのかと問うと悩みだけが増えて行ったような気がする。この年齢になりあらためて同じ言葉を読み直して分かることは、心身の発育盛りにある若い人にとっては、上記の言葉の意味を理解することの困難さが感じられるようになったことだろうか。
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2017年04月12日

苦難の時

いくつになっても悩みは或るものである、入院中のギターと会えない淋しさがつのる毎日。そんな時何かあると紐解く愛読書の「希望と幸福」が答えを見つけてくれる。

<<我々は常に多かれ少なかれ苦しみ悩まざるを得ないものであり、完全に悩みのない時など、われわれの内側の発展にとっては、かえって一番危険な時なのだという考えを、あなたはできるならば持たなければならない。

そうすれば、あなたはやがてまた、苦難は最初想像されるよりもはるかに容易に堪えることができるということ、苦難に対する恐怖のほうが何と言っても一番苦しいものであることを経験にとって知らされるであろう。ヒルティの言葉より>>
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