2017年04月07日

感情が揺れる時

のんびり屋で鈍感な私でも社会生活を長く続けているとそれなりに感情が揺さぶられることがあったように思う。そんな時思い出してはページを開いて読んでいたのがヒルティの数々な言葉だった。

<<一見、自分には都合の悪い敵対的なことでも、後になってみると目的にかなっていたことがわかったり、その反対に、いわゆる仕合わせな出来事も、たとえ有害なものにならないまでも、たいしてプラスにならないといったことは、しょっちゅう経験されることだ。

だから、心配事が重なってくるような時には、そのことに関する判断をひかえることが出来れば、たいへん賢明な処置といえるわけだ。さらにいっそう有効な手段は、どんなにむずかしいことでも、ほんのしばらく我慢すればよいので、もう次の瞬間には事態が変ったり、あるいは少なくとも新しい力がわいてくるものだと考えてみることである。ヒルティの言葉より>>
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2017年03月13日

大切な日々

このところ特に感じるのだが一日一日が飛ぶように過ぎて行く、そして一日の終わりに書く日記の日付がくるくる変わる。書く内容は似たような出来事で殆ど進歩のないものになって来た。そんな事を考えながら我が生涯の愛読書をパラパラめくると目についた言葉。日々の生活を大切にすることを戒められてしまった。

<<常に今日のためにのみ働く習慣をつくるがよい。明日はひとりでにやってくる。そしてそれとともに新しい明日の力もまた来るのである。 ヒルティの言葉より>>
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2016年10月09日

青春の夢

未だ20歳代のころ色々な夢と希望を持つと同時に、何を信じて生きて行けばよいのかと思っていた頃だったと思う。ヒルティの言葉の中に次のような一節を見つけてそういうものなのかと何かこれから先の道案内を得たような気持になった言葉である。

<<およそこの謎のような人生を渡ってゆくためには、大別して四つの道しかない。宿命論、ストア主義、利己主義、および信仰である。われわれはすべて考えて、あるいは、知らずにそのうちのいずれかの道をあるいている。しかし、その結果はさまざまだ。第一の道はひとを無感覚にする。第二の道はひとを冷酷にする。第三の道はひとを悪くする。ひとり第四の道だけが、この地上で可能なかぎり、ひとを良くし幸福にする。>>・・・・ヒルティの言葉より
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2016年09月04日

苦労について

いずれにしても人間は、一生に一度は苦労する必要がある。それは自分自身が正しい道に行きつくためであり、また他人の重荷に対する理解を得るためである。
<<ヒルティの言葉より>>

人間だれしも上手く行かないことがあると色々と悩むものである。青春時代は夢も希望も限りなく大きくその分上手く行かないで自己嫌悪に陥ることが多かった。社会に出てある程度社会の仕組みに慣れて来ても更に多くの不満が募るのが常だった。そんな時出会ったヒルティの言葉だったが、当時はその意味するところが中々理解できなかった。恐らく現代の若い人々にも同じく理解され難いだろう。しかし、高齢になって自分の人生を振り返るころになると、なるほどと思わずにいられない含蓄の或る言葉である。
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2016年09月01日

苦難への考え

喜びに対してはむしろ警戒することを学びとった結果、喜びよりもかえって苦難の方をよしとする境地に我々は行き着くことが出来る。そうなれば、人生の最大の難事はすでに過ぎ去ったのである。

苦難というものを、ただ出来るだけ早く取り除こうとしたり、あるいは全く受身的に、我々に出来る限りにおいてストア的な無感覚さで、これを耐え忍ぶというのは、どのみち正しい事ではない。

むしろわれわれは苦難を種まきの時期として利用しなければならない。そこからやがて祝福の実りがみのり得るのであり、種まきの時は、一度過ぎてしまえば、そう簡単に、また同じ仕方で二度とやって来ることはないのだ。

ある大きなよい仕事の主要な困難は、勝利がほとんどかち得られた時になってやっとわかるということは、神の最大の恩恵の一つである。そうでなければ誰も戦いを始める勇気すら持ち得ないであろう。<<ヒルティの言葉より>>
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