2016年09月01日

苦難への考え

喜びに対してはむしろ警戒することを学びとった結果、喜びよりもかえって苦難の方をよしとする境地に我々は行き着くことが出来る。そうなれば、人生の最大の難事はすでに過ぎ去ったのである。

苦難というものを、ただ出来るだけ早く取り除こうとしたり、あるいは全く受身的に、我々に出来る限りにおいてストア的な無感覚さで、これを耐え忍ぶというのは、どのみち正しい事ではない。

むしろわれわれは苦難を種まきの時期として利用しなければならない。そこからやがて祝福の実りがみのり得るのであり、種まきの時は、一度過ぎてしまえば、そう簡単に、また同じ仕方で二度とやって来ることはないのだ。

ある大きなよい仕事の主要な困難は、勝利がほとんどかち得られた時になってやっとわかるということは、神の最大の恩恵の一つである。そうでなければ誰も戦いを始める勇気すら持ち得ないであろう。<<ヒルティの言葉より>>
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2016年08月23日

愛の種蒔き

あなたは愛の種まきをしなくてはいけない、たえず、出来る限り卓さんに。それが教育期間を終えたのちのあなたの生涯の仕事である。どれもみな芽をふくとはかぎるまい。それを覚悟していなければならない。しかし、全部が全部、石ころばかりの地面に落ちてダメになるとはかぎるまい。なぜなら、世界が愛を必要としていることは非常なもので、世界自身が愛を持たない場合でも、愛を評価することに変わりはないであろうから。

種まきをどうするかという方法は、日に日に悟って行くのが最善の道であろう。ひとたびその決心さえついてしまえば、種まきの機会はいくらも出て来るだろう。だから、ためしにやってみたまえ! 最も大きな仕事は、当たってみること、始めることによってのみ成就するのだし、この場合には神が助けてくださることは間違いないのだ。なぜなら、神自身が同じ目標を追っておられるのであり、あなたはこれから先、神の助手、同じ仕事に携わる協力者かからだ。<<ヒルティの言葉より>>
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2016年08月15日

考え方を変えれば

人間生きている限りは如何に生活しやすいと言っても世の中には少なからずわずらわしく思われる人々がいる。そんな時に気持ちを落ち着け冷静に対応する考え方をカール・ヒルティが残してくれている。

ほんのしばらく経てば、我々はもうその人にお目にかからなくなるのであり、それから先になれば、おそらく二度と相見ることはないであろう。だから、我々は、せめてこの短い間だけでも、彼らに親切に接しようではないか。しかし、もし我々がさらに永遠に彼らと一緒に生き続けなければならないなら、なおさらそうするほうが当を得ているのであろう。
<<ヒルティの言葉より>>
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2016年08月12日

喜びを与える

他人に喜びを与えること、そのことは誰にでも、病人さえもできることだ。人々に親切を尽くす機会は、人生のいたるところにいやというほどころがっている。めったにないことであるが、もし人間が誰もいなければ、かわいそうな動物や植物から始めてもよい。無尽蔵の愛の泉が存在していれば、それはこのような動植物に対してもそそがれ得るし、またそそがれるであろう。
それにしても誰もが、とりわけどんな病人も、文字通りの意味での「隣人」を十分に持っている。たとえ自分が苦しみに耐えているその忍耐を通じてだけであっても、ひとはこの隣人に喜びを与えることができるのだ。多くの人々にとって、これが健康になるための唯一の方法である。<<ヒルティの言葉より>>
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2016年08月06日

問題解決法

たいがいの場合、ある問題を解決しようとする時、どうしたら最も懸命な策であるかを問う代わりに、どうしたら最も愛のこもったやり方になるかを問うのが良策である。なぜなら、その方が賢明な策を考えるよりか、はるかに分かりやすいからである。あまり頭の回らぬ人でも、何が最も愛のこもったやり方であるかについては、自分をあざむく気さえなければ、そう簡単にだまされるものではない。ところが最も才能ある人でも、単に頭だけでは、あらゆる将来の出来事を正しく予見したり、判断したりすることが出来るものではない。
<<ヒルティの言葉より>>
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