2017年11月14日

退職後の喜び

退職して仕事から解放された身にはどんな喜びが必要だろうかと考えさせられた言葉である。そして始めたのがクラシックギターだが、遅々として進まぬ練習を前に後悔の念が頭を持ち上げることもあるが、初心者としてかれこれ四年間があっと言う間に過ぎたので永続性の面ではギター音色に魅かれて継続出来ていると言える。

<<生活には喜びが必要である。身体の上でも、健康や活力を完全に保って行こうというには、喜びが必要なのだ。それゆえ、何かにつけ正しい喜びを持つようにつとめよ。しかし、あなたが賢明ならば、何か永続的な、いつでも得られる、決して不正でない喜びをこそ求めるべきだ。あるいは、自責や後悔の念をともなわない喜びを求めなければならない。ところが世の中の普通の喜びには、たいがい自責や後悔の念がつきものなのだ。ヒルティの言葉より>>
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2017年11月02日

高慢と破滅

何か少しでも他人より裕福だったり地位が高かったり優れた能力を持ったりしていることで人は自然に優越感を持つものである。それが高じると高慢や傲慢と思われるようになり嫌われてしまう。世に出て多くの実例を見たり聞いたりするまではその違いを理解できなかった言葉である。

<<高慢はつねに破滅の一歩手前であらわれる。高慢になる人は、もう勝負に負けているのだ。そういう人は破滅に近づいているのだと見て間違いない。神がわれわれを見捨てたまうとすぐ、われわれの心はおごり高ぶる。ヒルティの言葉より>>
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2017年10月20日

続いても三日だ

長い人生の中にはいろいろな悩みや不安が起きるものである。時にはその悩みや不安が絶望的な気持ちを与え、自分自身を見失いがちになることもあった。そんなとき大きな励ましとなって何度も助けられたのが次の言葉であった。

<<われわれがこの世で出会うたいがいのことは、遠目に見えるほどおそろしいものではない。そして、たいがいのことは我慢できるものなのだ。とりわけ人間の空想力は、苦痛の持続を実際よりか大きく長く想像させるものなのであって、何か災いが始まったときに、「続いても三日だ、それ以上は続かぬ」とあらかじめ簡単に自分に言いきかせておけば、たいていそれが当たるのであろうし、いずれにしても気持ちを静めてその災いに立ちむかうことができるであろう。ヒルティの言葉より>>
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2017年10月16日

当を得る方

現役の頃人並みに人間関係に惑わされることもしばしばあった。どうしても相手の性格が好きになれない人や、いつも何かしら皮肉を言ってくる人、非協力的な態度で接する人等自分で気持ちを整理できなくて困っているときなど何回もお世話になった言葉だ。

<<世の中にはいくらかわずらわしく思われる人々がたくさんいるけれども、しかしほんのしばらく経てば、われわれはもうその人にお目にかからなくなるのであり、それから先になれば、おそらく二度と相見ることはないであろう。だから、われわれは、せめてこの短い間だけでも、彼らに親切に接しようではないか。しかし、もしわれわれがさらに永遠にかれらといっしょに生きつづけなければないなら、なおさらそうするほうが当を得ているであろう。ヒルティの言葉より>>
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2017年10月13日

ささやかな喜び

我が故郷は最貧県の貧しい農家だったので、上京したころ東京に住む人々は非常に裕福で気品に満ちた生活をしておられるように思えた。当時よく言われていた田舎者の自分たちとは大きな違いを感じていたものだった。あれから数十年、既に東京が最も長い生活の場となってしまった。しかし、貧しさは依然として変わらないが、その中にもささやかな喜びを見つけられるようになった。それを気づかせてくれた言葉である。

<<非常に富裕な、ひどく高貴な身分の人たちは、いろいろとあるささやかな人生の喜びというものを欠いている。ところでこれこそわれわれの生活を楽しくするものであり、あの小さい愛らしいアルプスの高山植物のように、いくらか硬い、石の多い土地にだけ生えるものなのだ。ところが今日まことに多くの人々が、単に経済上のみならず、とりわけ精神的にもとうてい堪えられないほどの贅沢におちいることによって、彼らの生活を台なしにしている。ヒルティの言葉より>>
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