2017年06月02日

偉大な思想

<<つねに偉大な思想に生き、つまらないことは軽視するようにつとめよ。これは、一般的に言って、人生の多くの苦難と悲愁を最もたやすく乗り越えさせる道である。ヒルティの言葉より>>

続けて書かれていることは“一見いかにも曇りのない太陽の日差しを一杯に受けたような生活を送りながら、本当に幸福だったためしはない人がいる。彼らはたいがい懐疑的な思想の持ち主として、あるいは完全に惰性主義者としてこの世を去って行くのであり、なんら永続的な思い出を後世に残すことはないのである。”

“これに反して、たびたび苦しい苦難の試練をうけながら、さっぱり変わりばえしない人もいるが、それも悪いしるしである。そういう人の場合には、苦難が止むことがよくあるが、しかしそれは少しも彼らのためにならないのである。内面的な心境を求めながら、しかも多くの苦難を受けなくて済むような人は存在しないのである。”
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2017年05月29日

言葉の理解

<<しょっちゅう自分自身のことにかかずらい、自分の事だけを考えるようなことがなくなって始めて、人間は精神の自由を得、自分の精神的能力のうちにあるいろんな力を十分につかえるようになる。ヒルティの言葉より>>

入手した当初この言葉を読んでもその意味するのが全く解らなかった。振り返って考えると若い頃は自己中心的な考えが強く、自分の将来像だけを懸命に考えて夢見たいた頃だったような気がする。しかし、それでいて何か成果が生まれていたのかと問うと悩みだけが増えて行ったような気がする。この年齢になりあらためて同じ言葉を読み直して分かることは、心身の発育盛りにある若い人にとっては、上記の言葉の意味を理解することの困難さが感じられるようになったことだろうか。
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2017年04月12日

苦難の時

いくつになっても悩みは或るものである、入院中のギターと会えない淋しさがつのる毎日。そんな時何かあると紐解く愛読書の「希望と幸福」が答えを見つけてくれる。

<<我々は常に多かれ少なかれ苦しみ悩まざるを得ないものであり、完全に悩みのない時など、われわれの内側の発展にとっては、かえって一番危険な時なのだという考えを、あなたはできるならば持たなければならない。

そうすれば、あなたはやがてまた、苦難は最初想像されるよりもはるかに容易に堪えることができるということ、苦難に対する恐怖のほうが何と言っても一番苦しいものであることを経験にとって知らされるであろう。ヒルティの言葉より>>
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2017年04月07日

感情が揺れる時

のんびり屋で鈍感な私でも社会生活を長く続けているとそれなりに感情が揺さぶられることがあったように思う。そんな時思い出してはページを開いて読んでいたのがヒルティの数々な言葉だった。

<<一見、自分には都合の悪い敵対的なことでも、後になってみると目的にかなっていたことがわかったり、その反対に、いわゆる仕合わせな出来事も、たとえ有害なものにならないまでも、たいしてプラスにならないといったことは、しょっちゅう経験されることだ。

だから、心配事が重なってくるような時には、そのことに関する判断をひかえることが出来れば、たいへん賢明な処置といえるわけだ。さらにいっそう有効な手段は、どんなにむずかしいことでも、ほんのしばらく我慢すればよいので、もう次の瞬間には事態が変ったり、あるいは少なくとも新しい力がわいてくるものだと考えてみることである。ヒルティの言葉より>>
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2017年03月13日

大切な日々

このところ特に感じるのだが一日一日が飛ぶように過ぎて行く、そして一日の終わりに書く日記の日付がくるくる変わる。書く内容は似たような出来事で殆ど進歩のないものになって来た。そんな事を考えながら我が生涯の愛読書をパラパラめくると目についた言葉。日々の生活を大切にすることを戒められてしまった。

<<常に今日のためにのみ働く習慣をつくるがよい。明日はひとりでにやってくる。そしてそれとともに新しい明日の力もまた来るのである。 ヒルティの言葉より>>
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