2016年06月30日

暇を見つける

暇を見つける最も優れた方法は、規則正しく仕事することだ。すなわち、断続的にやるのではなくて、一定の時間をきめ、ただし日中の時間で夜の時間ではない、一週に六日働くことである。これは五日でも、七日でもいけない。夜を昼と間違えたり、日曜日を仕事日にしたりすることは、絶対に時間と働く気力とを失う最上の方法である。数週、数カ月にわたるいわゆる「骨休み」も、それをまったく文字通りに取って、いっさいの仕事を完全に止めるという意味ならば、むしろ考えものであろう。ヒルティの言葉、希望と幸福より
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2016年06月25日

微笑と快諾

年をとってからはとりわけそうだが、言葉のよい意味で楽天的であるようにつとめなさい。環境があなたに持ち出す要望や要求は、それこそ朝から晩まで一日じゅう山のようにあるわけだが、それにたいしてあなたは、にこやかな微笑と快諾をもって答えることもできれば、また多少ふきげんないやいやで答えることもできるのだ。

つきつめた話、どの態度でのぞんでも、結局あなたにとってはたいがい同じ結果になるのであり、どちらを取るかは単に習慣の問題にすぎない。しかし、微笑と快諾をもってするという習慣のほうが、あなたの家族やそのほかあなたと交際するすべての人々にとっては、もっと大きな、しかし当然めったにないような善行などよりも、はるかにありがたいのだ。

日常の小さなことが人生の性格をきめるのであって、大きな行為がきめるのではない。大多数のひとにとって、大きな行為など、そうでなくてもめったにないのである。「ふきげん」は、もしまだあなたにこびりついているなら、徹底的にぬぐい去るべきものだ。<ヒルティの言葉、希望と幸福より>
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2016年06月22日

ヒルティの言葉

二十代の初めに出会った本がある。“希望と幸福 ヒルティの言葉” 秋山英夫訳編 既に絶版となっている本だが、考え方や生き方に迷ったときに何らかのヒントを与えてくれた大切な本である。定価120円は当時古本屋で10円前後したが今でも一番大切な本である。その本のささやかな喜びの章の最初の出だしが、次の文で始まる素敵な言葉となっている。

“人のために大いに役立つ機会はそんなに沢山あるものではない。しかし、誰かにささやかな喜びを与えることなら、いつでもできるのだ。たとえそれが親愛の情をこめて挨拶すると言ったことに過ぎないとしても、しかし、それだけでもすでに孤独な味気ない生活を太陽のまなざしのように明るくすることはできるのである。われわれは毎日毎日を始めるにあたって、そういう機会をすべて利用しようと心に決めてかからねばならない。”
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